研磨前の下地処理作業をすすめてまいります。
まずは鉄粉除去から。鉄粉除去剤をボディにかけていくとかなり鉄粉が付着していました。
2回にわけて鉄粉を除去できましたら、シャンンプー洗車で洗っていきます。
シャンプー洗車が終わりましたら、拭き上げしつつボディの状態を確認していくと・・・。
傷はほとんどなく、イオンデポジット・ウォータースポットのシミについては軽く付着しているくらいで、非常に状態の良いボディ状態でした。
余計な磨きをさけるためにもイオンデポジット・ウォータースポットのシミはケミカルで除去いたします。
研磨前には塗装の厚みを確認し、どのレベルで仕上げるかの判断材料にします。塗装の平均値の厚みは125μm。
このうちクリア層は30~40μmとなり、このクリア層を薄く削っていきます。
仕上げ方がきまりましたら、ホンダ塗装に合ったコンパウンド・バフ・ポリッシャーを組み合わせ磨いていきます。
最近では脱脂のみ・ケミカル作業のみの下地処理作業も増えていますが、ガラスコーティングに最適な下地といえるかは疑問が残ります。
当店ではイオンデポジット・ウォータースポットのシミだけ除去すれば下地処理は完成・・・ではありません。
一見綺麗な塗装面でも塗装には見えないレベルの凹凸があり、この中の汚れを除去するためにもキッチリ磨きあげる必要があります。また、塗装の凹凸面を均一に整えることで、塗装の質感がワンランク上昇します。
最適な下地によって初めてガラスコーティングの定着性も本来の性能を発揮します。
洗浄~脱脂作業をすすめてガラスコーティング施工前の下地処理は完了しましたら、ボディにガラスコーティング剤を塗り込んでいきます。
施工箇所は塗装面だけではなく、メッキパーツ・樹脂パーツ・ライト類にも塗ります。こういった普通のコーティングでは定着しにくい箇所もガラスコーティングであればしっかり定着させることができます。
ガラスコーティングを塗り込んだボディには塗装よりも硬いガラス被膜が定着します。
ただ硬いだけではなく艶やかさが増したプラチナパールホワイトはより美しい塗装カラーに。
ボディをマイクロファイバークロスで拭くとツルツルな感触がえられ、膜厚感を体感いただくこともできます。
硬化型ガラスコーティングを施工した後のお手入れは、洗車+メンテナンス剤による仕上げ拭きをしていただくことにより、ガラスコーティングの性能維持及びイオンデポジット・ウォータースポットの付着を大幅に軽減させることができます。
洗車の頻度は月1~2回が理想ですが、無理しない範囲で洗車を楽しんでいただければと思います。
時間がない時は洗車機を使用してしまいがちですが、残念ながら洗車機はNGです。
洗車機はガラスコーティングはもちろん車の塗装にとっても大きなリスク(洗車傷や鉄粉付着など)をともないますので、ご遠慮ください。
洗車でお困りの際は当店へご依頼いただければ、コーティングメンテナンスも一緒にさせていただくことも可能です。
・店舗では営業中であってもシャッターを閉めきらせて作業をしております。申し訳ありませんが、コーティング施工中は応対はできません。
・不定休のため、突然休みとなる場合もございます。お電話が繋がらない場合はメールでのお問い合わせをお願いいたします。
・申し訳ございませんが、室内空間及び作業上の都合により、LLサイズの車両は新車のみ対応とさせていただいております。
〒929-0319 石川県河北郡津幡町能瀬ウ190番地1
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